オンラインカジノの基本

ギャンブルが許可された外国では当たり前のようにプレイされていたオンラインカジノが日本でも知られはじめたのは発足から約18年後のことです。

オンラインカジノの特徴としては、ラスベガスやマカオ、韓国にあるランドカジノと同じカジノゲームがインターネットを通じてプレイできる手軽さがあります。

ネット環境があればパソコン、携帯、タブレットなどのデバイスで24時間プレイが可能なのでいまではギャンブル依存の問題もでてきてしまっていますね。

このページではオンラインカジノとはどういうものか順解説していきます。

オンラインカジノの発祥

オンラインカジノが誕生するきっかけとなったのが1994年にイギリス連邦加盟国のアンティグア・バーブーダが世界で初めてオンラインカジノ運営者へ正式な政府のライセンスを発行する法律を可決したことによるとされています。

 

またその同じ年にマン島に拠点を置くマイクロゲーミング社が設立され、世界初のゲーミングプロバイダが誕生しました。

 

マイクロゲーミングといえば、巨額ジャックポットのスロットメガムーラーシリーズや超人気スロット「イモータルロマンス」「サンダーストラック2」等おおよそ1200以上のゲームを制作したゲームメーカーです。

 

当時はゲームの基準や審査はなかったのですが、マイクロゲーミングは独自の基準を設け基準に達していないカジノとは契約をしないとも言われています。

 

その後、クリプトロジック(現在はアマヤゲーミング傘下)、プレイテック、NETENTなどのゲーミングプロバイダが次々と発足し今では本当にたくさんのプロバイダがあり多種多様なゲームを楽しむことができるようになりました。

 

世界最古のオンラインカジノとは

このようにライセンスとゲーミングプロバイダが生まれオンラインカジノができる土台ができたことで、世界ではじめてオンラインカジノが誕生しました。

 

そのカジノは現在も運営を続けている「インターカジノ」で1996年に発足しました。

 

当時のゲーミングプロバイダはクリプトロジックだけでしたが、くりかえし買収されたことにより現在はベラジョンカジノと同じ会社に運営されており複数のゲーミングプロバイダと提携しています。

 

また1998年には「ジャックポットシティカジノ」も運営開始となりこちらも長く続く希少な老舗カジノとなります。

 

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オンラインカジノの安全性

オンラインカジノは海外で運営されていますので、安全性の上でどうなのか気になるところです。

オンラインカジノの創業時は新しオンラインカジノが次々と誕生しておりライセンスも持たない不正なオンラインカジノも存在していました。

 

ですが現在はライセンスを持たずに運営をすると会社のある政府から罰せられますし、定期的な監査を受けることが必須となっているためオンラインカジノの安全性においては問題がないとされています。

ライセンスについて

オンラインギャンブルを目的とした会社を設立する際に必ず取得しなければならないライセンスですが、取得するには厳しい審査があります。

 

審査内容は資金力や信頼性など様々な面で審査されライセンス料も多額だということです。

 

またオンラインカジノの運営場所はライセンスを発行する国内に限られておりギャンブルが許可されていない国では勝手に運営することはできません。

 

当然日本も賭博禁止国ですので国内で運営することはできないですし、運営者が日本人であった場合は注意が必要です。

 

※かつて日本人が運営していたオンラインカジノが摘発され逮捕されたこともありました。

ライセンスの種類もたくさんあり、ライセンス規約も異なるようです。

 

よりプレイヤーの安全性が守られるライセンスはそれなりに取得が難しいので、そういうライセンスを持つオンラインカジノでプレイするほうがプレイヤーにとって安全です。

最も取得が難しく規約が厳しいのがマルタ政府の発行するMGAライセンス。このライセンスを持つカジノならとりあえずは安心です。

 

そのほかのライセンスとしてはCuracaoGaming Curacaoジブラルタル、など日本で優良なカジノで取得されています。 

※ライセンスが有効か確かめる方法

ライセンスは取得済みのカジノはサイトのどこかにライセンスシールが表示されています。

ライセンスが有効かどうか確かめるにはそのシールをクリックしてみて発行元で「VERIFIED」となっていればOKです。

そうでない場合は期限切れの場合がありますので注意が必要です。

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第三者機関による監査

オンラインカジノはネット上でギャンブルですので、裏で運営が不正を行うという心配があります。

こういう不正をチェックしたりゲームの公平性をチェックするのが第三者独立監査機関です。

 

2003年に設立されたeCOGRA はNPO(非営利組織)でありオンラインカジノの基準を第三者のフェアな立場から監督し監査しています。

 

このような第三者独立監査機関は他にもいくつかありますが、最も厳しいと言われるeCOGRAが監査しているカジノなら安全性はより高いと言えます。

オンラインカジノのしくみ

オンラインカジノの運営は、運営会社・ゲームソフト提供会社・監査機関の3社で成り立っています。

下記の画像のような関係性になります。

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オンラインカジノの運営側もゲーミングプロバイダもどちらも監査を受けていて2重のチェックで不正ができないようになっています。

 

さらにライセンスの更新も必要で、その際も審査があります。

たかがオンラインゲームでは済まされない徹底した管理体制となっています。

 

これもリアルマネーを扱うためマネーロンダリングやカジノ運営の不正防止、また犯罪につながらないようにするためなんですね。

 

オンラインカジノの違法性

オンラインカジノ自体はギャンブル許可国のライセンスを取得し合法に運営されていますので違法ではありません。

 

ただし日本は賭博禁止国です。

国内で賭博をすれば賭博をしたものは見つかれば逮捕される可能性はあります。

 

ですが賭博に関する法律が古いためオンラインカジノに適合するものがないというのが現状です。過去に逮捕された例はありますが、おそらくこの理由で不起訴になったのではないかと思います。

 

いずれにせよ賭博に関する法改正がされた場合はっきりすることですが、オンラインカジノが違法とする声が多いので、これからオンカジをしようと思っている方はリスクもあることを認識したうえで決断したほうがいいと思います。